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ネット版費用対効果マーケティング講座


第9回: 閲覧ページ数から考える問題点


今回は、本コラムの第7回で紹介した、ネット版費用対効果マーケティングで重要となる指標の一つである「閲覧ページ数分布」について、さらに詳しい解説をします。

Webサイトには、さまざまな形でインターネットユーザーが訪れます。インターネットユーザーがブラウザーのアドレス欄にURLを直接書き込み訪問する場合もあれば、検索エンジン・相互リンク・ネット広告などを経由して訪れる場合もあるでしょう。

一人のサイト訪問者を得るために、ホームページ関係者はさまざまな取り組みを重ねているはずです。これらの努力に応えてサイトを訪問してくれるユーザーは、本当に一人一人が貴重な存在です。

しかし、アクセス解析で、「閲覧ページ数」を見てみると、滞在ページ数が1ページだけというユーザーが意外に多く、愕然とすることがあります。このデータは、簡易型の無料アクセス解析ツールを利用している場合には、分からないこともあり、関係者はなかなか問題点に気付くことができません。自社サイトの現状を詳しく把握するためには、ぜひとも閲覧ページ数まで解析可能なツールを利用したいものです。

それでは、閲覧ページ数に関連して、どのような点を気にかければよいのでしょうか。 今回は、主なチェックポイントについて解説してみましょう。



1.閲覧ページ数とアクセス数ランキング


自社サイトの閲覧ページ数を見てみると、おおよそ1ページから10ページの範囲に大半のユーザーを分類できるのではないでしょうか。特に、合計閲覧ページ数が3ページ以内というユーザーが、全訪問者の9割以上を占めることも少なくありません。

そんな中で、訪問者が主に閲覧しているのは、どのページなのでしょうか。自社サイト内の閲覧ページ数を把握しておくだけではなく、各ページのアクセス数ランキングをチェックして、どのページが実際に見られているのかを把握することも忘れないようにしなければなりません。



2.入口ページと出口ページ


大半のサイト訪問者の閲覧ページ数が1ページであれば、入口ページとなるページは多くのユーザーが訪れるアクセス数ランキングで1位となったページと同一でしょう。そして、複数ページの滞在がなければ、同じページが出口にもなっているわけです。

この状況は、ユーザーが何のアクションも起こすことなく立ち去っていることを意味しています。いくら検索エンジン最適化(SEO)や各種のネット広告を頑張って実施したとしても、ユーザーがすぐにいなくなってしまったのでは、ネットビジネスの繁栄はありません。多くのユーザーが最初に目にする入口ページを改良し、自社の他ページを回遊する核となるページに育てる必要があるのです。



3.閲覧ページとリンク元


もっとも閲覧されるページを、ユーザーはどのような経緯で訪れているのでしょうか。 他サイト経由であれば、アクセス解析ツールを利用することで、検索エンジンからなのか、相互にリンクしているサイトからなのか、自社でネット広告を出しているサイトからなのか、といった詳細がわかります。

自社サイトを訪れる「直前ページ」の内容は、自社サイトを訪れたユーザーの期待とその後の行動に大きな影響を与えます。

検索エンジンからであれば、ユーザーが使っている検索語と自社サイトに掲載しているコンテンツとの整合性を確認する必要があります。同じように、相互リンクサイトについても、そのサイトで紹介されている内容と自社コンテンツとの関連性をチェックする必要があります。さらに、自社サイトに誘導しているネット広告のキャッチコピーと自社コンテンツとのストーリー性を確かめる必要もあるのです。



●「閲覧ページ数から考える問題点」のむすび


費用対効果マーケティングでは、常に効率を念頭において、マーケティングの結果検証を行ないます。

多くのホームページ関係者から、「サイトのアクセス数をとにかく増やしたい。どうすればよいのでしょうか」という質問を受けます。アクセス数が増えれば、自然と売上増になるはずだということが頭にあり、このような質問になるのでしょうが、いくらサイトのトータル・アクセス数が増えたとしても、ほとんどのユーザーの閲覧ページ数が1ページであれば、必ずしも売上増には繋がりません。

そのため、サイト訪問者の閲覧ページ数を増やす努力を怠らず、さらにショッピングカートの利用率や資料請求率などを高めるさまざまな工夫と組み合わせることで、インターネットユーザーがアクションを起こしやすい環境作りを行なうのです。

本コラムは、「週刊e-Rport」に執筆した連載記事を転載。


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 ■筆者紹介
   AIMコンサルタンシー http://www.aimnow.com/
    代表:舘谷浩司(米国ジョージワシントン大学MBA)

   MBA的な発想法を取り入れて、ネットビジネスの売上倍増を実現させる
  コンサルティングファームの代表。著書に『図解インターネットビジネスが
  よくわかる』(中経出版)があり、執筆・講演・メルマガ発行を積極的に
  行なっている。

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