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ネット販売

サイトのユーザビリティの改善頻度が売上に影響

ユーザビリティテストを続けて売上アップ

ネットショップをはじめとするさまざまな目的のサイトの

ユーザビリティ(使い勝手)を向上させることは、

会社の売上に大きな影響があるので、

注意が必要です。

検索エンジン経由で、

ネットショップを訪れるネットユーザーは、

ネットショップのトップページを訪れるとは限りません。

かなり下の階層の

ウェブページを訪れることが多いため

ナビゲーション構造がしっかりしていないと、

サイト内を行き来する方法に戸惑い、

結局は検索エンジンに戻ってしまうことが多くなります。

これでは、ネットショップの売上にはならず、

検索エンジン経由でお客様がせっかく訪れても、

無駄になってしまいます。

このようなケースを少なくするために、

ユーザビリティの向上が欠かせません。

今回ご紹介する調査結果でも、

このことが明らかになっています。

Ecommerce Chart: Website usability and revenue growth

今回の調査では、

ネットショップのユーザビリティの見直しを、

どの位の頻度で行なっているかを調べています。

「日単位」「週単位」「月単位」「四半期単位」

「年単位」「見直しを行なわず」「問題があった時に見直す」

という分類になっていますが、

ユーザビリティを頻繁に見直しているネットショップほど、

予測していた収益成長率よりも高い成長を遂げています。

この記事では、

ネットショップの使い勝手が良いかを調べる方法として、

以下の5つの方法が紹介されています。

  • ユーザーテスト
  • お客様アンケート
  • カスタマーサービスへのフィードバック
  • ファンネルメトリクス分析
  • コンバージョン分析

・ユーザーテスト

ユーザーテストでは、

お客様に会社に来ていただき、

サイトの使い勝手を調べるために課題を与えて、

その課題を上手くクリアーできるか否かをテストします。

・お客様アンケート

既存の購入者やメールマガジンの読者にお願いをして、

サイトの使い勝手に関するアンケート調査を行なうケースもあります。

・カスタマーサービスへのフィードバック

カスタマーサービス部門には、

お客様からさまざまな情報が寄せられますが、

その情報を元に、

ユーザビリティを改善することもあります。

・ファンネルメトリクス分析

ファンネルというのは

「漏斗(じょうご)」という意味ですが、

ネットショップ全体の訪問者数、

ショッピングカート利用者数、

注文プロセス利用者数、

注文完了者数というように、

先に進むに従って、

利用者数が減ることになります。

この減る割合を計算し、

ユーザビリティを改善すべき箇所がないかを検討するのが、

ファンネルメトリクス分析です。

・コンバージョン分析

コンバージョン分析は、

何のコンバージョンに

的を絞って分析するかで内容が違ってきます。

たとえば、メールマガジンの読者登録の

コンバージョン率を計算する場合は、

ネットショップの全訪問者に対する

メールマガジンの登録者の割合を算出します。

このようにして、

各種のコンバージョンを計算することで、

関連するユーザビリティの問題点を見つけることができます。

このようなさまざまなタイプの調査方法を駆使して、

ユーザビリティの改善を頻繁に行なうほど、

会社の収益が多くなるというのです。

それだけ現状分析が大切だということですね

私たちも現状分析のお手伝いをしています。

お客様の「見える化」をご一緒に行ない、

会社の利益を増やす仕組みを1日も早く作りたいものですね。

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