世界各国の電子商取引市場の調査
今後の電子商取引市場の成長率。
これは多くの人にとって関心がある
データになると思いますが、
この貴重な各国のデータが、
米国のeMarketer社より発表されました。
残念ながら、日本の電子商取引市場の成長率はかなり下の方です。
▼Global B2C Ecommerce Sales to Hit $1.5 Trillion This Year Driven by Growth in Emerging Markets
今回の電子商取引市場の成長率のデータは、
2012年から2017年までのデータです。
各国とももっとも成長率が高かったのは、2012年になっています。
今後、2017年までは、
どの国も電子商取引市場の成長率は下がっていきます。
もちろん、市場が拡大し、十分な大きさになれば、
前年比で成長率を比較した時に、
成長率が徐々に下がっていくのは当然です。
皆さんが一番関係する日本の成長率は以下の通りです。
成長率
2012年 12.3%
2013年 ▲10.2%
2014年 7.1%
2015年 6.7%
2016年 5.6%
2017年 5.0%
この成長率は、他の国の成長率と比較すると、かなり下位の方です。
電子商取引市場の成長率を2012年を基準にして、
高い順番に並べてみると以下の通りです。
中国・インドネシア・インド
アルゼンチン・メキシコ・ブラジル
ロシア・イタリア・カナダ
スペイン・スウェーデン・イギリス
アメリカ・ノルウェー・デンマーク
フランス・オランダ・韓国
ドイツ・日本・オーストラリア・フィンランド
もちろん、市場規模の大きさが違うので、
成長率だけを見て、
この国向けの商品やサービスの販売がお薦めです
とは言いませんが、成長が著しい国に、
日本で実績のあるネット販売のノウハウを持ち込んで、
その国で売上の拡大を目指すという考え方もありますね。
日本では今後、高齢化が進み、
少子化が続くことは間違いありません。
このような日本の現状と世界の状況を踏まえて、
今後のネット販売やマーケティングの戦略を作っていく。
とても大切なことです。
世界の動向も踏まえた戦略作り。
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