グロースハックを使ってマーケティングを活性化
マーケティング分野では、
いろいろな手法が登場するので、
私自身情報のアップデートが大変で、
このようにコラムを書くことを自分に課すことで、
国内外のマーケティングノウハウに詳しくなっています。
今回の言葉も、聞き慣れない人が多いと思いますが、
今回は「グロースハック(Growth Hack)」についてです。
「グロースハック」を解説する以下の記事には、
「グロースハック」についての説明があります。
『グロースハックとは、
「素晴らしい製品を売るのではなく、
製品自身が勝手に成長していく仕組みを
製品に埋め込むこと」を指す、
ITの本場シリコンバレーからやってきた
新時代のマーケティングの
考え方や技術のことなのです』
と説明されています。
この説明だけではちょっと理解しにくいですね。
もう少し具体的に、
どのような流れで、
「グロースハック」を行なうかを説明しておきましょう。
グロースハックを実施するグロースハッカー(Growth Hacker)は、
「AARRRモデル」というモデルを使うのが基本です。
これらのアルファベットは、以下の英単語を表しています。
- Acquisition(見込み客獲得)
- Activation(活性化)
- Retention(継続)
- Referral(紹介)
- Revenue(収益)
見込み客を獲得するために、
登録してもらう無料動画を公開するなど、
ユーザーのメールアドレスなどを取得する仕組みを作ります。
そして、登録したユーザーに満足してもらうことで、
今後の継続性を高め、
そのユーザーの知り合いにも
良い体験をしたことを口コミで広げてもらう。
このような流れを作ってから、
ユーザーが高い関心を示す
利益額が大きい商品やサービスを紹介する。
これが、グロースハックを行なう、「AARRRモデル」です。
最近行なわれている
さまざまな会社のマーケティングキャンペーンは、
この「AARRRモデル」に従っていることが少なくありません。
この「AARRRモデル」を効果的に実施するためには、
それぞれのプロセスで得ることができる数値やユーザーの声を基に、
各プロセスの効果をさらに高めるための
新たな施策を行ない、
最終的な利益を倍増させる仕組みを作り上げていきます。
このための分析力やアイデアが勝負になるので、
グロースハックを実施する場合には
十分なプランニングが必要です。