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コンバージョン率(CVR)改善テストを実施していない企業割合

コンバージョン率を改善する習慣化

ネットショップの訪問者数を母数にして、

購入等のアクションを起こした人の割合を示すコンバージョン率

なかなか思い通りの売上にならない

このように悩んでいる会社経営者等は、

私が思っている以上に、

現状を改善するためのテストを行なっていないようです。

今回ご紹介する調査結果は、

ネットビジネスに関連していますが、

オンラインのビジネスに限らず、

オフラインのビジネスでも

現状を把握するために、

さまざまなことを数値化して、

売上をもっと増やすためのテストを実施し、

このテスト前後の変化を検証することで、

常にビジネス活動の改善を継続する。

このことは、とても大切なのですが、

今回の調査結果でも、

コンバージョン率を改善するための

テストを実施していない企業の割合が多くて驚くほどです

普段の業務に追われて、

テストを実施する優先順位が低いのかもしれませんが、

テストを行なう優先順位を上げるために、

他の業務をもっと効率的に行なうことができないだろうかと

検討していくことも必要です。

eCommerce Marketing Survey 2014
 

今回ご紹介する調査結果では、

以下のように、

コンバージョン率に関係する

さまざまなテストを実施していない

企業の割合が示されています。

  • メールコンテンツ&オファーのテストを行なっていない 52%
  • メールの件名テストを行なっていない 42%
  • ランディングページのデザインテストを行なっていない 33%
  • ランディングページのオファーテストを行なっていない 27%

・メールコンテンツ&オファーテスト

リピーターを増やすことに

特に効果が高いメール活動で、

継続的に効果を高めていくためには、

現在配信しているメールのコンテンツや

オファー(特典)の良し悪しを

検証する必要があります。

どのような文章の流れにすると、

メールに書かれているURLのクリック率が高くなるのか?

このことを確認するために、

メールのコンテンツ構成を変えたり、

オファーの種類を変えたりすることで、

より効果的な方法を見つけ出します。

・メールの件名テスト

いくらメールのコンテンツや

オファーの良し悪しを検証しようとしても、

読者がメールを開封しなければ意味がありません。

このメールの開封に大きな影響がある

「メールの件名」をテストすることは、

とても大切です。

メールを配信する読者層を

分類することができるシステムを使い、

メールの件名だけが違う2種類のメールを配信し、

メールの件名の違いが、

開封率やクリック率に

どのような影響があるかを調査するA/Bテストを実施します。

・ランディングページのデザインテスト

キャンペーン等の特別な目的で使われる

ランディングページのデザインの良し悪しも

注文率・申込率に影響するので、

どのタイプのデザインが、

コンバージョン率を上げることに効果があるかを検証します。

このデザインテストに、

ランディングページの最初に掲載する

キャッチコピーのテストなども含めて、

ランディングページの検証を行なうことも良いでしょう。

・ランディングページのオファーテスト

ランディングページの検証は、

デザインだけで行なうのではなく、

オファー(特典)の違いが、

どれだけコンバージョン率に

影響があるかを調べるテストも実施します。

期間限定・人数限定なども組合せて、

どのような目的のランディングページに、

どのようなタイプの特典をつけると、

コンバージョン率が上がるのかを、

十分に検証したいものです。

ここに挙げた、

コンバージョン率に関係した一部のテストを考えただけでも、

改善するためのテストを実施することが

重要であることがよくわかるはずです。

今回の調査結果が示していたように、

自社も、コンバージョン率に関連したテストを実施していない

という心当たりがあるようであれば、

このコラムをきっかけに、

コンバージョン率を改善するテストを継続的に実施するために、

どうすれば良いかを検討した方が良いでしょう

私たちがサポートしますので、

どのようなタイプのコンバージョン率から

検証していくかを決めていきましょう。

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