急増するスマートフォン利用者数とビジネス対応
パソコン利用者とスマートフォン利用者の割合。
これは、それぞれのサイトによって違うと思いますが、
今回ご紹介する記事では、
それぞれの利用者の全体的な傾向がわかります。
パソコンからインターネットを利用しているユーザー数は5,237万人。
スマートフォンからインターネットに
アクセスしているユーザー数は3,874万人。
これらの利用者数を比較すると、
スマートフォン利用者数は、パソコン利用者数の74%にも達しています。
スマートフォン利用者が増えていることは実感していましたが、
全パソコン利用者数と比較した時に、
7割以上にもなっているというのは驚きです。
これを年代別に見てみると、さらに驚かされます。
40代、50代では、まだパソコン利用者の方が多いのですが、
20代、30代では、すでにスマートフォン利用者の方が多くなっています。
もうこういう時代なのですね。
年代別だけではなく、
「オンラインモール」と「ビデオと動画」
のカテゴリーで利用者数のトレンドを見てみると、
2014年の2月は、スマートフォン利用者が
パソコン利用者よりも多くなる転換点になっていたそうです。
今後ますますスマートフォン利用者が増加し、
パソコン利用者数よりもスマートフォン利用者数の方が
多くなったというサイトが増えそうです。
これは、自社のターゲティングを今後見直すときに、
とても重要な情報になります。
自社が扱う商品を購入するユーザー層が
若い20代、30代であれば、
スマートフォン利用者のことを最優先に考えなければなりません。
パソコンで商品を調べやすい
サイトのカテゴリー分類やサーチ機能が、
スマートフォンでも同様かというと、
そうでもないケースがあります。
パソコンとスマートフォンでは競合状況も違うので、
対象とするユーザーが比較検討するサイトが違ってきます。
このことは、
自社の差別化やポジショニングが、
今までとかなり違ってきていることを意味しています。
あなたの会社で扱っている、
商品やサービスのスマートフォンの競合状況調査。
まずはここから始め、
自社の強みを発揮しやすい状況を早急に作っていかなければなりません。