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コンバージョンレート(購買率)と成功の意外な関係性

コンバージョンレートは利益で考える

ネットショップ管理者やマーケッターであれば、

コンバージョンレート(購買率)

一つの成功目標にしていると思いますが、

いくら購買率が良くなっても、

成功していると言えなければ意味がありませんね。

今回ご紹介する記事では、

コンバージョンレートと

成功スコアの関係性を詳しく分析しています。

Do conversion rates predict success?
 

コンバージョンレートが上がれば、

成功できると考えていると思いますが、

今回のデータを見ていると、

必ずしもそうではないことがわかってきます。

成功スコアは、「財務指標」のような

ビジネス要素ということで、

詳しくは紹介されていませんが、

利益」が出ているか否かで考えてみると良さそうです。

つまり、購買率が高くなっても、

その購買率の上昇に伴って、

利益が増えなければ成功スコアが高くならないようです。

先の記事で紹介されているコンバージョンレートと

成功スコアの相関関係の図を見てみると、

コンバージョンレートが上昇しても

成功スコアが低い会社があったり、

コンバージョンレートは低いけれども、

成功スコアが高い会社があったりというように、

コンバージョンレートと成功スコアの間に

必ずしも納得できる相関関係がありません。

このことは、とても大切なポイントですね。

コンバージョンレートを上げることを

多くの会社が目標にしていると思いますが、

コンバージョンレートを重視するあまり

成功スコア(利益)が少なくなってしまっては意味がありません

同記事でも、以下の4つの点を指摘しています。

  1. アフィリエイターへのコミッション率が高すぎないか?
  2. マーケットシェアを拡大するために、価格を下げすぎていないか?
  3. 顧客へのインセンティブが過剰ではないか?
  4. そもそも価格設定が間違っていないか?

これらは、とても重要な指摘ですね。

自社のネットショップへの

訪問者を増やしたいという思いが強いと、

アフィリエイター等に支払う広告費が増大し、

利益を圧迫することがあります。

競合他社を意識するあまり、

商品価格を下げすぎてしまうこともあるでしょう。

購買率を上げたいので、

お客様に期待以上のインセンティブを与えているため

利益が十分に出ない。

このようなこともあるでしょう。

さらに、そもそもの価格設定が間違っている。

確かに、このようなことがありますね。

商品の原価に対して、

一律の利益が出るように価格設定しているケースでは、

もっと利益を出すことが出来るのに、

安易な価格設定によって、

十分な利益が出ていない。

このようなことが起こります。

私自身も、コンバージョンレートを

成功指標として強く考える傾向がありましたが、

今回の記事を読み、反省しています。

もっと利益を重視したさまざまな成功指標を検討し、

包括的なマーケティングプランを作っていかなければなりませんね。

あなたも、この機会に、

成功スコア(利益)を重視した

マーケティングプランを作ってみませんか?

ご一緒に頑張ってみましょう。

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