携帯ユーザー向けのメールではレスポンシブデザインが必須
メールを開封したユーザーの52%が、
携帯ユーザーだったという調査結果が発表されました。
遂に、50%を超えましたね。
▼Responsive Emails Seeing Higher Mobile CTO Rates, But Few Marketers Actively Use Them
これは、アメリカの調査結果ですが、日本でも同じような状況でしょう。
メールを配信した読者の多くが、
スマートフォンやタブレットPCなどの
携帯端末でメールを読むようになっているので、
それらの携帯端末でも、
問題なくメールが読めるように配慮することが必要です。
今回の調査では、
携帯ユーザーにも配慮して
htmlメールをレスポンシブデザインに
対応させたか否かによって、
携帯ユーザーのクリック率が違っていた
ということも報告されています。
非レスポンシブデザインの場合は、
メールを開封した携帯ユーザーのクリック率は9.8%でした。
一方、レスポンシブデザインの場合は、
メールを開封した携帯ユーザーのクリック率は11.9%でした。
決して大きな違いではありませんが、
ユーザーが利用している情報機器に合わせて、
最適化したデザインのページを表示することは、
ユーザーのことを思いやる大切な視点だと思います。
どのような情報機器で、
メールを受け取る場合でも、
レイアウトが崩れることなく、
読みやすいというのは、
今後の開封率やクリック率を上げるために、
とても大切な配慮です。
今後ますますメールを、
携帯端末で読むユーザーが増えることが予測されています。
今は、メールを配信する時に、
常にレスポンシブデザイン対応という
会社はわずかに1%でした。
半数以上のメールが
レスポンシブデザイン対応という会社は24%、
半数以下のメールが、
レスポンシブデザイン対応という会社は44%、
レスポンシブデザインには
対応していないという会社は31%となっています。
自社のメール読者の満足度を高めるために、
競合他社よりも早く、レスポンシブデザインに
対応していきたいものですね。