iPhoneのビジネスノウハウを海外売り込むために
自分の周りを見ていると、
iPhoneを使っている人がたくさんいるので、
世界でも同じような状況かと思いがちですが、
決してそうではないという調査結果が発表されました。
▼iPhone 販売シェア、日本は7割に―新たな「ガラパゴス」か、欧米と顕著な差
日本のスマートフォンを購入した1万人を対象にしたこの調査では、
iPhone利用者が69.1%、
Android利用者が30%となっています。
これだけiPhone利用者が多いのは
日本だけの現象で、
iPhoneを開発したApple本社がある米国でも、
iPhone利用者は43.1%になっています。
米国では、Android利用者が50.3%になり、
iPhone利用者よりも明らかに多くなっています。
国内のスマートフォン利用者を対象にした
ビジネスをしたいと考える会社にとって、
iPhoneを重視して、
iPhoneで動作するアプリなどの開発が
優先的に取り組む業務になっていると思いますが、
せっかくiPhone用のアプリが出来たとしても、
海外ではAndroidのシェアの方が大きいので、
Android用の開発も新たに手がけなければなりません。
日本で養ったiPhone用の技術・ノウハウを、
海外にそのまま持ち込む。
どうもこれだけでは不十分そうですね。
自社が対象としたい国のスマートフォンの利用状況を、
しっかりとリサーチしてから対応していきたいものです。