検索エンジン最適化(SEO)に影響する要因
SEO業界では2013年、
Googleが実施した
サイトのコンテンツの質を再評価した
「パンダアップデート」と
外部サイトからの披リンクを再評価した
「ペンギンアップデート」が
話題になりました。
スパム行為へのペナルティが強化され、
打撃を受けたサイトも多いことでしょう。
「パンダアップデート」にしても、
「ペンギンアップデート」にしても、
どのような新基準で
サイトが再評価されるようになったかを調べるには
現在の検索結果の上位に表示されているサイトを
分析する必要があります。
今回の記事では、
京都大学とサイバーエージェントが
数百のキーワードの
検索結果の上位100サイトを
分析した内容が公表されています。
この7つのポイントは以下の通りです。
- 被リンクの効果は依然あるがノースパムが鉄則
- コンテンツ量は必要な量を必要なだけ
- 単語数は共起語、関連語を意識して繰り返しを避ける
- ソーシャルメディアは通常のマーケティングの一環として活用
- 発リンクは必要なものは積極的に
- PageRankは参考数値(もしくはゲーム)程度に
- HTMLは正しくコンテンツを伝える意識で
それぞれの詳しい内容は、
記事を読んでいただきたいと思いますが、
披リンクに関して、
『被リンク総数だけでなく、
被リンクサイト数や非リンクIP数でも同様に、
ある一定の数より多くなると勝率が急激に下がった』
というコメントがあります。
ある一定の数よりも被リンク総数等が多くなると、
勝率が急激に下がるというのは、
かなり注意が必要ですね。
「披リンクが増えるほど良い」
このように考えて、
披リンクを増やそうとしても、
数が多くなりすぎると、
Googleに詳しくチェックされて、
サイトの評価をグッと下げられてしまうことがあるようです。
検索エンジン経由のネットユーザー数が多いことが
今の自社のビジネスを支えている。
このような会社は、
検索エンジンのアルゴリズムの変動に
一喜一憂しないビジネス活動に
徐々に移行していくことも
考えておいた方が良さそうです。
これからの検索エンジン最適化(SEO)では、
Googleがペナルティの確認をしていることを前提に、
自社サイトの評価を下げられた時でも、
しっかりと対応できるように
準備しておきたいものです。