メールマーケティングでは各種の分析が必須
メールマガジン等のさまざまなタイプのメールを駆使して、
会社の売上を増やしていくメールマーケティング。
このメールマーケティングの効果を、
どのように分析すれば良いのでしょうか?
今回ご紹介する記事には、
このメールマーケティングを実施した場合の
分析方法などが詳しく紹介されています。
▼Simple steps for measuring email campaign effectiveness
この記事の事例では、サンプルとして、
フォームの記入と商品販売が、メールマーケティングの
キャンペーンのプロセスに組み込まれているケースが紹介されています。
以下がそのサンプルのケースです。
・配信したメールの総数 100,000通
配信率 99%
・実際に配信されたメール数 99,000通
開封率 30%
・開封されたメール数 29,700通
クリック率 10%
・クリックした読者数 2,970人
フォーム完了率 20%
・フォーム記入者数 594人
コンバージョン率 25%
・商品購入者数 149人
10万通のメールを配信し、
最終的に商品を購入した人が
149人になったメールキャンペーンの流れです。
メールマーケティングの分析では、
さまざまな比率が指標となります。
今回のサンプルでは、以下の5種類の指標が紹介されています。
- 配信率
- 開封率
- クリック率
- フォーム完了率
- コンバージョン率
メールを配信しても、そのメールが、
すべてのメールアドレスに届くわけではありません。
ユーザーがメールアドレスを変更したり、
スパムメール扱いになったりなど
さまざまな理由によって
メールが届かないことがあるので、
配信率はなかなか100%になりません。
開封率も、自分のメールの確認状況を
考えてみるとわかりやすいと思いますが、
受信箱に届いた、すべてのメールを読むという人は、
この記事では8%だと紹介されています。
そのため、今回のケースでも
メールの開封率は30%になっています。
メールを開封して読んだとしても、
メールに書かれているリンクを
クリックする人はさらに少なくなります。
今回の例では、10%になっています。
今回のケースでは、
メールのリンクをクリックした時に訪れる
ランディングページにフォームが用意され、
そのフォームを記入した完了率が20%になっています。
最終的には、このフォームに登録した
25%の人が商品を購入したというメールキャンペーンでした。
普段からメールキャンペーンを頻繁に行なっている人にとっては、
当たり前の基本的な流れですが、
各ステップの比率を上げるために、
どのようなビジネス要素が
複雑に絡み合っているかを定期的に確認し、
今後の改善案を検討していくことが必要になります。
今回の記事でも、
それぞれの比率を改善するために、
どのような要素が関係しているかが紹介されています。
送信するメールのデザインや
フォームの完了率を上げるための
インセンティブの良し悪しによって、
次のステップに進むユーザー数が違ってきます。
今回解説したような全体像も意識しながら、
メールキャンペーンを企画したいものですね。
私たちは、メールキャンペーンの企画も行なっています。
効果を高めるためのメールマーケティングについてご一緒に考えてみませんか?
また、以下もお薦めなので、ご確認くださいね。