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マーケティングについて

プライバシーとパーソナライゼーションの兼ね合いは難しい

パーソナライゼーションを実施する注意点

個々のお客様が快適だと感じる

ネットショッピングを実現するために、

ネットユーザーのサイト内行動や

購買履歴のデータに基づいた

パーソナライゼーションを実施した販売促進活動を行なう

これは、インターネットマーケティングに

関わっている人であれば、

当然考えるべきことなのですが、

ネットユーザー側の視点で考えてみると、

このパーソナライゼーションは、

プライバシーの問題と大きく関わってきます。

ただ、ネットショッピングの黎明期の頃とは違い、

多くのネットユーザーが、

パーソナライゼーションによって、

より快適なネットショッピングが

出来るようになってきたことを実感しています。

ネットショップで閲覧した商品情報のデータや

購入履歴の情報から、

ネットショップにお薦め商品が掲載されたり、

閲覧している商品とよく一緒に買われている商品が

表示されたりということが、

ネットユーザーの快適なネットショッピングに

繋がっていることも確かです。

今回ご紹介する記事でも、

このプライバシーと

パーソナライゼーションに関することが話題になっています。

Spotlight on data privacy: three steps to building consumer trust
 

自分が好きなブランドのネットショップが、

自分の購買行動に関連したデータを使って、

お薦め商品などを掲載することに、

問題がないと感じている消費者は49%です

半数のネットユーザーが

自分の快適なネットショッピングに繋がるのであれば、

データを使われても問題ないと感じています。

ただし、自分が好きなブランドということなので、

他のサイトが同じことを行なったとしても、

「それは嫌だ」ということになるのでしょうね。

このように感じている消費者が多いということは、

信頼」と「価値」ということがポイントになります。

自分が信頼している会社・ネットショップであれば、

さまざまなデータを使って、

パーソナライゼーションしても良い。

パーソナライゼーションの実施によって、

自分のネットショッピングが快適になるのであれば、

それは価値があることだけれども、

自分のサイト内行動や購買履歴の情報が

自分にとって価値あることに使われなければ、

「パーソナライゼーションはして欲しくない」

ということになるはずです。

ここに、プライバシーと

パーソナライゼーションの兼ね合いの難しさがありますが、

どのような情報を使って、

どれだけお客様にメリットを提供できるか?

この点をしっかりとプランニングすることなく

容易にパーソナライゼーションを実施するのは、

お客様からのクレームの原因にもなるので注意が必要です。

自分の会社のネットショップを訪れた

ネットユーザーに対して、

どれだけメリットを提供できるかは、

自社が対象とするお客様像を明確にし

その人たちが、

どのようなニーズを持っているかを

把握することと密接に関係しています。

この把握なしに、

適切なパーソナライゼーションを

実施することは難しいでしょう。

お客様に喜んでいただける

ネットショップ体験のために、

どのようなパーソナライゼーションを実施するのか?

私たちと一緒に検討してみませんか?

個々のお客様のニーズにマッチした

情報提供が上手くなればなるほど

売上が増えていくことは確かです。

この機会に、

どのようなステップで、

パーソナライゼーションを進めていくのかを

ご一緒に検討していきましょう。

コンサルティングの始め方はこちらです

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