海外へのネット販売で新たな売上を作る
日本では、高齢化・少子化が影響して、
たくさんのお金を消費する年代が減り、
どうしても今後の市場規模が心配になります。
このような時は、海外に目を向けて、
海外の消費者や企業向けにネット販売を行なうというのも
会社の売上を減少させない一つの方法です。
インターネットがなければ、
海外向けの販売を行なう時には、
海外に支店を設立したり、
外国人を雇用したりと、
さまざまなハードルがありますが、
インターネットに
海外向けのネットショップを開設する場合は、
かなりハードルが下がるはずです。
今回ご紹介する記事では、
パーソナライザーションを一つの鍵にした
海外向けのネット販売を考えています。
国によって、文化や商習慣が違うでしょう。
国別の違いだけではなく、
その国にもさまざまなターゲット層がいるので、
お客様の選定も、
効率的な販売促進活動を行なうために、
必要な検討事項です。
▼How to grow your international sales using personalisation
海外向けのネット販売では、以下の４つが特に重要なポイントです。
- 信頼
- 商品の品揃え
- 商品発送
- 決済方法
・信頼
日本では、自分の会社の商品が、
ブランド品として認知されていたり、
会社自身が話題になったりということで、
お客様に信頼される存在になっていても、
そのことを海外の人たちは知りません。
ネット販売では特に、
商品を手にすることもできなければ、
顔をあわせながら店員と話をすることもできません。
この問題を解決するには、
いかにお客様の信頼を得られるかを考え続けて、
情報発信する必要があります。
自社の商品が掲載された雑誌を翻訳したり、
国内の販売実績を
ネットショップの会社概要に
掲載したりというように、
海外のお客様の信頼を得るために、
どのような情報の伝え方をしなければならないかを
十分に検討することが大切です。
・商品の品揃え
国によって事情が異なるので、
売れる商品が国内と同じになるとは限りません。
どの国の消費者が、
どのような商品に高い関心を示すのか？
この点を十分にリサーチして、
ネットショップにおける商品の品揃えや
人気商品の見せ方などを工夫したいものです。
・商品発送
海外向けの商品の発送では、
商品が届くまでにどうしても日数がかかりますし、
お客様に商品が届いた時に
商品や箱が破損している可能性が高くなります。
「この日までに商品が届いていないと困る」
「商品が壊れていた時に交換や返品の保証がしっかりしていて欲しい」
このような海外のお客様ニーズに対応する
ネット販売の体制が出来ずに、
見切り発車してしまうと、
数多くのクレームを受けることになってしまうかもしれません。
そのようなことがないように、
商品の発送方法や保証についても、
購買率が高くなるように、
魅力的な内容にしたいものです。
・決済方法
個々の国によって通貨が違うので、
どのような決済方法に対応できるかで、
購買率が全然違ってきます。
その国の通貨で決済するのか、
それともその日の為替レートで、
日本円に換算して決済するのか。
さらに、クレジットカードや
オンライン決済サービスのPaypalなどの
豊富な決済方法を用意しなければ、
「商品を買いたいのに、クレジットカードがないので買えない」
というようなケースに十分な対応ができなくなってしまいます。
ネット販売が対象とする国によって、
事情や商習慣が違うので、
その国の人たちが商品を買いやすくなる
決済方法についても十分に検討したいものです。
アメリカの大学院に留学していた経験もあるので、
英語圏向けのネット販売のサポートも行ないます。
「これからは海外だ」
このように考えて販路を拡大する会社を応援します！！