コンバージョン率最適化(CRO)とは
この場合のコンバージョン率は、
通常は見込み客を顧客にする割合を示しています。
ネットショップであれば、
ネットショップを訪れた
総ネットユーザー数を分母にして、
購入したお客様数を分子にし、
コンバージョン率を計算します。
ネットビジネスでは、
このコンバージョン率は、
効果測定を行なうために
とても重要な指標です。
ネットショップを運営していなくとも、
ホームページ経由の
資料請求者数を分子にしたり、
ネットでクーポンを配布して、
店舗に持ってきたお客様数を分子にしたりということで、
さまざまなコンバージョン率を出すことができます。
今回の記事では、
このコンバージョン率を最適化する
コンバージョン率最適化(CRO)について解説しています。
(Conversion Rate Optimization:CRO)
▼ウェブ解析による顧客志向の実践:
コンバージョン率最適化(CRO)を組織に定着させるための7つの要素と成長モデル
この記事では、コンバージョン率を最適化するための
7つの要素が紹介されています。
- 人
- 知識
- 活動
- テスト戦略と頻度
- プロセス
- スポンサー
- ツール
高価で多機能なツールがあっても
オンラインマーケティング担当者、
アナリストなどのチームがなければ改善することができない。
そして、チームがしっかりと活動するための
知識のバックグランドも必要になるし、
コンバージョン率の現状と
改善プロセスを具体化するための
テスト戦略も必要になる。
コンバージョン率の改善を
直接担当するスタッフだけではなく、
さまざまな部門に協力してもらう
プロセスも必要になり
担当スタッフのスポンサーになってくれる
CROの必要性を十分に理解し、
予算獲得のために
しっかりとサポートしてくれる管理職も必要になる。
- アクセス解析
- ヒートマップ
- テスティングツールなど
これらの複数のツールを利用することが必要な場合も出てくる。
コンバージョン率の改善というと、
商品紹介ページ
注文プロセスページ
資料請求ページなど、
個別のページを修正するだけで終わりがちですが、
今回紹介されている7つの要素から
包括的に対応していくという解説は、
とても新鮮でした。