顧客の商品レビューで購買率を改善
ネットショップの購買率に影響する
ビジネス要素はさまざまですが、
その中でも
お客様からの「商品レビュー」は、
大きな影響があるので、
たくさんの商品レビューが集まる
仕組みを早く作りたいものです。
ネットショップに、
商品レビューができる機能を設ける。
これだけでは、なかなか商品レビュー数が増えません。
商品レビューをする、
何らかのインセンティブがないと、
お客様はなかなか商品レビューを投稿してくれないのです。
それでは、どのようなインセンティブを提供すれば良いのでしょうか?
今回ご紹介する調査結果には、
消費者のネットショッピングに関する
さまざまなデータが紹介されています。
その中に、
「商品レビューをする理由」が挙げられているので、
今回はこの点について解説しましょう。
商品レビューをする理由の上位に挙げられている項目は以下の通りです。
- 付加価値(送料無料/ポイント/おまけ)47.8%
- 品質や内容がよかったと思ったら 13.0%
- 使用の感想を伝えたい、評判になるから 10.1%
- 品質や内容がよくなかったと思ったら 8.7%
- 同じような購入者に伝えたい 8.7%
やはり送料無料・ポイント・おまけ
というようなインセンティブがあると、
商品レビューをしてくれますね。
商品レビューをする理由の2位になっている
「品質や内容がよかったと思ったら」と、
30%以上の開きがあり、
商品レビューをしてもらうためのインセンティブがないと、
商品レビューがなかなか増えないことがわかります。
ネットショップの購買率を上げるためには、
「送料無料」が大きく影響します。
送料無料にして、自社の利益を削ったとしても、
購買率が上がれば、トータルの利益額が増える。
この計算がしっかりと出来ていれば、
利益率の高い商品を送料無料にしたり、
合計金額がいくら以上になると
送料無料にしたりということが可能になり、
実際に多くのネットショップで実践されています。
購買率を上げるために、
送料無料にするのであれば、
この「送料無料」に
「商品レビュー」も条件に加えれば、
今後の購買率がさらに上がることを期待できます。
送料無料だけではなく、
「ポイント」も「おまけ」も、
商品レビューを行なうインセンティブになっていますね。
あなたの会社のネットショップで、
「送料無料」「ポイント」「おまけ」を使い分けた場合に、
購買率や商品レビュー数に
どの程度の違いが生じるのかをテストし、
自社のネットショップ運営の効率化を
いろいろな視点から考えてみたいですね。
実際にテストをしてみると、
思っていたこととは違う発見があることが少なくありません。
この発見が自社のノウハウになっていくので
さまざまな独自のノウハウを身に付ける機会を
積極的に作っていきたいですね。
どのようにテストをしたり、
検証したりすれば良いかをお教えします。
新しいことを発見する楽しさを、ぜひ体験してくださいね。