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携帯マーケティング

課題!店舗でのスマートフォントラッキングは嫌

店舗のショウルーム化の課題

店舗を訪れているお客様が、

スマートフォンを使って、

そのお店の商品と

ネット上の競合他社の商品や

価格比較サイトを比べて、

結局は、そのお店で買物をしない、

店舗のショウルーム化」が

問題になっているとご紹介したことがあります。

この対策として、

店舗を訪れたお客様のスマートフォンに

お得情報などを発信する

iBeaconの仕組みをご紹介したこともありますが、

「スマートフォンのトラッキングは嫌だ」

と思っている消費者が大半を占めているという

調査結果が発表されました。

Consumers just say no to in-store mobile tracking
 

この調査結果では、

スマートフォンを持つ77%の消費者が、

お店でトラッキングされるのは嫌だと回答し、

トラッキングするお店では、

「買物をしたくない」という消費者が44%もいました。

これらの理由として、以下が挙げられています

  • お店のセキュリティが心配 69%
  • スパイされているような気になる 67%
  • データを会社のためだけに使い、自分のためにはならないと思う 61%

一方、トラッキングするアプリを使う条件として、

どのようなインセンティブがあると良いかを

質問してみると、以下の回答がありました。

  • 商品のディスカウント 61%
  • 無料商品のプレゼント 53%

今後、多くの店舗では、

ショウルーム化」の問題に対して、

何らかの対策を考えていかなければなりませんが、

iBeaconによるトラッキングに関しては、

セキュリティが心配という声が随分と多かったですね。

新しい技術は、まだ多くの人が馴染んでいないので、

このような回答が多いのも当然です。

ただ、有名な企業が利用するようになり、

セキュリティの問題がなくなったり

利用メリットが浸透したりすると、

消費者の抵抗感が徐々になくなり、

一般化していくでしょうね。

また、アプリをダウンロードしてもらうためには、

やはりインセンティブが必要です

商品のディスカウントは一番わかりやすいインセンティブですが、

自分の会社で扱う商品やお客様の特徴から、

自社なりのインセンティブを考えていく必要も出てくるでしょうね。

スマートフォンで他社と比較しているお客様は、

主に価格を比較しているので、

価格以外のアフターサービスなどの魅力を伝えて、

自社の競争力を高めていくというのも一つの対策になります。

お客様の購買動向の変化に伴い、

ビジネスモデルを変えなければならない

時期が訪れているのかもしれませんね。

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