消費者に選ばれるネットショップになる
今回ご紹介する調査結果は、
アメリカだけではなく、
ヨーロッパのさまざまな国や
ロシア、中国も調査対象になっているので、
グローバルな企業展開を考えている会社の人には、
特に参考になると思います。
国内でも、著名な企業でさえ、
顧客情報が流出したという
ニュースが報道されることがありますが、
このようなニュースを見聞きする度に、
多くの消費者は、買物をするネットショップに対して、
「このネットショップは大丈夫だろうか」
という疑いの目で見ています。
そのため、すでに買い物をした購入者の
お店や商品に対するレビューに高い関心を示しているのです。
今回ご紹介する調査は、このような消費者心理に
強い結び付きがある結果となりました。
▼Online consumers show greater loyalty to fewer retailers
セキュリティが心配だという消費者は、
買物をするショップをますます限定しているというのです。
過去1年間に買い物をしたのは一店舗だけだった
という消費者が15%もいるというのです。
国によっては、買物できるお店の数が少なかったり、
ネット環境がまだ十分に整っていなかったり
ということケースも考えられますが、
それでもこの数値には驚かされます。
この割合は、2012年には8%だったのですが、
2013年に15%に上昇したということなので、
限られた数の小売店に対して、
お客様のロイヤルティが高まっている
ということも表しているのでしょう。
過去1年間に2店舗から5店舗で買い物をした
という消費者の割合が、35%(2012年)から
43%(2013年)に上昇しています。
逆に、6店舗から10店舗で買い物をした
という消費者の割合は、35%(2012年)から
27%(2013年)に減少しています。
自分のケースで考えてみても、
この1年間に訪れたスーパーやコンビニ、
利用するネットショップは、
それほど多くないかもしれません。
ネットビジネスのコンサルティングをしているので、
できるだけ多くのネットショップで購入するように心がけています。
この購入体験を、コンサルティングに生かすということも考えているので、
一般の人よりは多くのネットショップで購入していると思いますが、
それでも信用できるショップか否かはやはり気になります。
あなたの会社で販売する商品ジャンルで、
「この商品ならあなたの会社」と思われるような
選ばれる会社になることを目指していかなければ、
今後のビジネスは厳しいかもしれませんね。
お客様からの信頼は、一朝一夕では得られません。
一度のトラブルで、ロイヤルカスタマーを失うこともあります。
このことを意識しながら、
ロイヤルカスタマーを増やすためのプランニング。
しっかりと行ないたいものですね。
私たちもご一緒に考えていきますので、
あなたの会社の信頼を高めるためのプランニングを
ご一緒に行なってみませんか?
自分たちだけでは浮かばない
さまざまなビジネスアイデアがひらめく良い機会になるはずです。