複数の情報端末の利用者とPPC広告
前回のコラム「スマートフォンのネットショッピング利用率」でご紹介したように、
1人のネットユーザーが、
パソコン、スマートフォン、タブレットPCというように、
複数の情報端末を使い分けるケースが増え、
このことを考慮した販売促進活動が求められています。
今回ご紹介する記事では、
ネットユーザーにクリックされた時だけ課金される
検索連動型広告(PPC広告:Pay Per Click)である
「Yahoo!プロモーション広告」の
効果的な利用法が紹介されています。
▼Yahoo!プロモーション広告:入札価格を調整してメリハリある運用を
前述のように、ネットユーザーが、
複数のデバイスを使って、
検索エンジンを利用する機会が増え、
検索状況がかなり多様化しています。
このことを十分に考慮して、
検索連動型広告(PPC広告)を利用しないと、
多くの広告料を払ったのに、
自社の利用目的を十分に達成することができなかった
という事態に陥ってしまいます。
自社が対象とするネットユーザーが、
時間帯別・曜日別に、
どのようなニーズによって、
検索エンジンを利用する機会が多いのか?
その時に、どの情報端末を使うのか?
このようなことを念頭に、
入札価格調整率を変更し、
スマートフォン向けの広告が
表示されやすいようにするか否かを決めたり、
「広告の配信地域」や「広告の配信曜日と時間帯」
を変えたりすることで、
PPC広告の効果を最大化することを目指します。
この記事では、
「最大入札価格の計算」をするために、以下の式を紹介しています。
デバイス × 地域 × 曜日・時間帯 = 最終的な入札価格調整率
シナリオ別ターゲティングと
入札価格調整率の設定例も紹介されているので、
かなり参考になると思います。
PPC広告を出稿する時には、
自社が対象とするネットユーザーを
より具体化して、その人たちの行動と
検索エンジンの利用動向をイメージしながら、
PPC広告の最適化を目指すことがお薦めです。