返品ポリシーとネットショップの売上の関係
商品を買ってもらうために、
ネットショップのさまざまな改善を行なっていても、
「返品ポリシー」の良し悪しについて
十分に検討しておかないと、
そのことが知らないうちに
購買率に大きく影響していることがあります。
今回ご紹介する記事でも、そのことが詳しく紹介されています。
▼Multichannel retailers need to work on their returns policies
イギリスでは、
店舗やネットショップなどの
複数の販売チャネルを持つ小売店の
50%は返品を受け付けていないそうです。
かなり高い割合ですね。
紹介されているSports Directという
ネットショップでは、返品に対して高いハードルがあるようです。
商品によっては返品を受け付けないし、
返品する場合も、その理由などを
ネットからダウンロードできる返品用の書類に
詳しく記載しなければなりません。
同サイトの返品ポリシーを読むと、
かなり返品手続が大変そうです。
一方、TopShopというネットショップでは、
受け取った商品に納得できなければ、
返金することを約束しています。
郵便で返品することもできれば、
同社の店舗に返品することもできます。
この記事で紹介されている調査が、
2007年に実施された時には、
郵便でも店舗でも返品できる会社は、
20%だったそうです。
しかし、2013年の調査では、
この割合が44%に上昇し、
返品のしやすさが、
お客様の満足感や購買意欲に
影響していると考える会社が増えているようです。
いくら売るためのさまざまな取組をしても、
返品がしにくければ、
ネットショップでは商品が買いにくいものです。
返品を戦略的に使うためには、
返品を受け付ける期間や条件などのさまざまな点を検討して、
魅力的な返品ポリシーを作り上げる必要があります。
魅力的な返品ポリシーの作り方にはさまざまなノウハウがあります。
あなたも、あなたの会社の返品ポリシーや
ネットショップの販売状況などの現状をぜひご連絡ください。
改善方法についてご一緒に検討していきましょう。