物販に役立つソーシャルメディアとは
簡単にネットショップを作ることができる
カナダの「Shopify」というサービスがあります。
今回ご紹介する記事では、
この「Shopify」で作られたネットショップに
ソーシャルメディア経由でアクセスした3700万人のネットユーザーと
529,000件の注文を分析した調査結果が紹介されています。
▼Which Social Media Platforms Drive the Most Sales?
ソーシャルメディアと商品販売の相性。
これはかなり気になるところですが、今回の調査は、Facebook・Twitter・Pinterest・YouTube・PolyvoreInstagramなどの異なるソーシャルメディア別の電子商取引における貢献度を調査した貴重なデータになっています。
前述のソーシャルメディア経由の全訪問者の
約三分の二は、Facebook経由となっています。
さらに、529,000件の注文の85%も
Facebook経由のネットユーザーによる注文でした。
海外でも、Facebookの利用者が圧倒的に多く、
ソーシャルメディア別の比較をすると、
アクセスでも注文でもFacebookの影響が大きいことがわかりました。
ただ、注文内容を詳細に分析してみると、
平均購買額が多かったのは、以下の順になります。
- Polyvoreの平均購買額は66.75ドル
- Instagramの平均購買額は65ドル
- Pinterestの平均購買額は58.95ドル
- Facebookの平均購買額は55ドル
Facebookよりも平均購買額が多いSNSは、
画像の共有を大きな特長にしたSNSです。
素敵な商品画像を共有することで、
テキスト文字の商品紹介以上のインパクトをネットユーザーに与え、
購買意欲を刺激するため、平均購買額が高くなるのでしょう。
一方、コンバージョン率(購買率)で比較してみると、
以下の順になります。
- Facebook経由の購買率は1.85%
- Vimeo経由の購買率は1.16%
- YouTube経由の購買率は1.16%
- Instagramの購買率は1.08%
VimeoとYouTubeは、動画共有SNSで、
Instagramも、短い時間の動画を共有することができます。
動画は、衝動買いを促す効果が高いので、
自社の購買率を改善する方法を検討しているのなら、
動画共有SNSを利用して、今後の購買率を上げるというのも一つの方法です。
ソーシャルメディアと商品販売の相性は
決して良くないという調査結果もありますが、
その情報をさらに精査していくと、
ソーシャルメディア別に異なる傾向があることがわかってきます。
今回の調査結果もこのことがわかる貴重なデータです。
駄目だという情報に惑わされずに、
どう使いこなしていくかを考えて、
競合とは違うビジネス対応をしていくというのも
今後の売上を増やすために必要です。
今回のような海外の貴重なデータを
今後のビジネス活動に生かして
売上を増やす仕組みを作ってみたいと思いませんか?
ご一緒に結果を出していきましょう。