ソーシャルメディアで活用する物語(ストーリー)
お客様が商品を買ったり、
サービスを利用したりするきっかけ作りに、
「ストーリーテリング(storytelling)」を
効果的に活用することができます。
商品やサービスに、
どのようなこだわりがあるかを、
お客様にしっかりと伝えることができるようになると、
お客様が共感したり、感動したりして、
その商品を絶対に買いたい。
そのサービスを利用せずにはいられない。
このような状態になります。
今回ご紹介する事例では、
ラスベガスにあるAria Resort & Casinoが
ソーシャルメディアで、
たくさんの人たちが
キャンペーン情報をシェアしてくれることを目的に、
ストーリーテリングを上手く活用した方法が紹介されています。
▼Social Media Marketing: Aria Resort & Casino’s “storytelling” increases share rate 310%
Aria Resort & Casinoには、
日本食レストランもあるので、
そのレストランについて
どのようにストーリーを作っていったかを知っておくと、
今後の参考になる飲食店も多いのではないでしょうか?
同リゾートに、多くの人たちが来るべきだという
プッシュ型のキャンペーンを行なうのではなく、
訪れる理由を明確にして、
その理由に関心を示した人たちが、
その理由をたくさんの友人・知人に
シェアしてくれることを目指したキャンペーンを実施しました。
このキャンペーンを実施するために、
ストーリー作りの材料になる
自分たちのユニークな点をリストアップしていきます。
そして、リストアップしたユニークな点に関して、
なぜそれがユニークなのかを具体化します。
たとえば、前述の日本食レストランのシェフは、
アメリカで初めてミシュランの
3つ星の評価を得た日本人シェフだそうです。
このようなユニークさを効果的に伝えるために、
レストランで提供される料理の画像や
世界で唯一の噴水の動画などを用意し、
このリゾート施設の予約をプッシュするのではなく、
自分たちのユニークさを
しっかりと伝えるストーリー作りにフォーカスし、
このキャンペーンを見た人たちが、
幸せな気持ちになり、
次回ラスベガスを訪れた時に、
絶対に利用してみたい
という気持ちになってくれることを目指しました。
この結果、
このキャンペーンのシェア率が310%増、
インタラクション率が200%増、
インプレッションが320%増となりました。
このストーリーテリングで利用した
画像などのサンプルを、
前述のページで確認することもできるので、
ストーリーテリングを作る際の参考にしてください。
前述のように、
人の共感や感動を得た商品やサービスは、
どんどん注文が舞い込みます。
自社のユニークさを、
どのようなストーリーにし、
見込み客に共感してもらうのか、
感動してもらうのか?
このようなことを目指したストーリーテリングを
あなたも行なってみたいと思いませんか?
私たちもご協力しますので、一度ご相談ください。
楽しみにお待ちしています。