ロイヤルティプログラムを売上アップに生かす
ロイヤルティプログラムは、
さまざまな小売店で実施されていますね。
多くの人の財布の中には、
そのロイヤルティプログラム用の
カードがたくさん入っているのではないでしょうか?
このロイヤルティプログラムに関する
最新の調査結果が発表されました。
ロイヤルティプログラムがどんどん進化し、
デジタル化・モバイル化が進んでいます。
お財布の中に入れるカードではなく、
スマートフォンで利用できるアプリを使うことが、
現在のお客様ニーズにもマッチしています。
今回の調査では、59%の回答者が、
スマートフォン用のアプリがある
ロイヤルティプログラムの方が
入会しやすいと回答しています。
だからといって、
デジタルにしか対応していないロイヤルティプログラムを
望んでいるわけではありませんが、
ロイヤルティプログラムも進化し、
お客様の期待も変化しているので、
今回ご紹介するような調査結果に敏感になり、
お得意様の獲得に生かしていきたいものです。
▼Study: Why Customers Participate in Loyalty Programs
それでは、今回の調査結果のハイライトをご紹介しましょう。
・なぜお客様はロイヤルティプログラムに参加するのか?
お金の節約 57.4%
ポイント等の報酬の獲得 37.5%
この2つが、
ロイヤルティプログラムに参加する主な理由になっています。
どの時代もお金の節約は、購買のインセンティブになります。
ロイヤルティプログラムに参加することで、
一般の消費者よりも割引を受けられる。
通常は、ロイヤルティプログラムは無料なので、
加入して、普段の買物で割引を受けられた方が良いですね。
このことは、消費者メリットだけではく、
企業にとっても、リピート率が高まるので、
メリットがあります。
割引という直接的なお金の節約でなくとも、
ポイントや景品などの報酬を得ることも、
ロイヤルティプログラムに参加する理由になっています。
ポイントが貯まるのは、結構嬉しいですよね。
そのポイントで次回のお買物ができる。
ポイントが貯まるお客様ほど、
そのポイントを消費するために、
何度も買物をしてくれるので、
優良顧客を育てやすいというメリットもあります。
今回の調査は、従来からあるカードを発行する
ロイヤルティプログラムではなく、
アプリなどを利用する新たなタイプの
ロイヤルティプログラムについても調査した点が評価できます。
カードのみの同プログラムを好む割合が36.8%、
完全にデジタル化したプログラムを好む割合が33.3%、
「わからない」が29.9%となり、
かなり拮抗しています。
これだけスマートフォンを利用するユーザーが増えているので、
デジタル化したロイヤルティプログラムを好む人の割合が
もっと高いかと思っていましたが意外です。
ロイヤリティマーケティングは、
ファンになるお客様を増やすためにかなり有効な手法です。
今回解説したように、
デジタル化・モバイル化も視野に入れて、
ロイヤリティプログラムはどんどん進化しています。
国内外のこの進化についても詳しくなり、
自社なりのロイヤリティプログラムを構築する。
大企業だけではなく、
中小企業でもロイヤリティプログラムを
導入する事例が増えているので、
ロイヤリティマーケティング戦略を
私たちと一緒に作ってみたいと思いませんか?
国内外のさまざまな情報を提供し、
従来からのネットビジネスと
マーケティングのさまざまな手法もお教えします。
お客様が魅力的だと思えるロイヤリティプログラムを
ご一緒に作っていきたいと思います。