メールマーケティングの実践方法
メールマーケティングの実践というと、
メールマガジンを発行することと思うかもしれませんが、
本格的なメールマーケティングでは、
企業が配信するさまざまなタイプのメールをフル活用して、
会社の売上を増やすことを目指します。
今回ご紹介する記事では、
以下の3つの異なるタイプの企業活動をしている会社の
メール配信状況に関する調査結果を紹介しています。
- 消費者向け(B to C: business-to-consumer)
- 企業向け(B to B: business-to-business)
- 公共機関向け(B to G: business-to-government)
▼Marketing Research Charts: What types of triggered emails do B2C, B2B and B2G companies send?
まずは、この調査結果で示されている
さまざまなメールの種類をご紹介しておきましょう。
- ウェルカムメール
- お礼メール
- 注文確認メール
- 開始メール
- 注文後メール
- キャンペーンメール
- 顧客データに基づくメール
- サイト行動に基づくメール
- イベントカウントダウンメール
- リエンゲージメントメール
- ショッピングカート未完了者へのメール
それぞれのメールを、
どのような時に配信するかは、
個々の企業によって違うと思いますが、
お客様や見込み客との何らかの接点が生じた時に、
メールをして、ネットユーザーとの結び付きを深め、
今後の売上増に繋げるために、
メールの効果を最大化するための活動が、
メールマーケティングの活動になります。
上記のメールは、
「B to C」「B to B」「B to G」によって、
配信割合が随分と違っています。
たとえば、「B to C」では、
60%の企業が、注文後に、
注文内容を確認するメールを配信していますが、
「B to B」で注文確認メールを配信していたのは、
わずかに27%の企業でした。
「B to B」の業界では、
当然のことなのかもしれませんが、
「B to C」の業界の人は、
注文確認メールを送らないことに違和感を感じる人も多いでしょう。
「メールマーケティングを行なっていますか?」
このような質問をすると、
多くの企業担当者は、
メールマガジンを発行しているので、
「はい」と回答しますが、
前述のようなさまざまなタイプのメールを
配信しているかを確認してみると、
すべての種類のメールを配信している企業は決して多くありません。
ということは、それだけ改善の余地があるということです。
あなたの会社のメールマーケティング活動の効率化。